はじめまして。
スナオイロのナオコと申します。
この度は、スナオイロをご覧いただきありがとうございます☺
プロフィールといっても、今のわたしの肩書きは何もありません。
離婚をして主婦でもなくなり、こどももいないので、ただの中年の人。
家族とも離れることを選び、友達とも連絡を取らなくなった、冷たい孤独な人。
「こうあるべき」という今の社会、親、人間関係のしがらみにわたしはついて行けなくなった、適応障害者だと自分のことを思っています。
わたしは落ちこぼれ。
でも、それでいいと思っています。
この世界の流れにわたしは疲れ果てて降参し、自分だけの道を創りながら進んでいくことにしたのです。
(ちょっと詩人っぽく語ってます…☺)
スナオイロ思想の基盤
10年ほど前にやめてしまいましたが、わたしはアロマテラピーやカラーセラピー(オーラソーマ)などのセラピストをしていました。
個人サロンも開いていたほど、セラピストという職業が大好きで天職だと思っていました。
それは、「アロマテラピーやオーラソーマが大好きだから」という理由のほかに、『セラピスト』がおしゃれでかっこいい、自慢できる職業だと思っていたからなんです。笑
承認欲求がとても強かったわたしは、そのようなことに とても執着していました。
アロマやオーラソーマのほかにもたくさんのお金をつぎ込み、たくさんの資格と肩書きを手に入れました。
「この資格や技術が手に入ったら満足できる」
そう思っていたはずなのに、終わってみると『これじゃなかった感…』。
「まだ足りない」
今思えば、わたしはずっとそんな満たされない気持ちを抱えながら、他者から認めてもらうために生きていました。
わたしを支えてくれた「アロマテラピーとオーラソーマ」
アロマテラピーを学び始めたのは27歳くらいの時。
わたしはもともと薬や病院が嫌いだったのですが、ふとインターネットで目にした『アロマテラピー』にすごく惹かれたのがきっかけです。
その後、精神面のケアが重要だなと思ったわたしは、大好きだった色を使ったセラピーの『オーラソーマ』も学び始めました。
『オーラソーマ』は、お客さまのためにと思って学び始めたことなのに、自分自身がずっと支えられてきました。
今でもわたしの思想のベースにあるのは、このときに学んだオーラソーマの色をはじめとする世界の理解で、この『スナオイロ』で話していくことのベースもここにあります。
元夫はギャンブル依存症
わたしは2023年に離婚をしましたが、そのときの夫がギャンブル依存症でした。
いろんなところから借りられるだけ借金をしてはギャンブルをし、それがわたしに見つかってやめる…といったことを幾度となく繰り返していました。
たぶん中古のおうち1軒は買えたんじゃないかな…。笑
そして、わたしは「どうやったら借金を早く返せるか」、「どうやったら生活をやりくりできるか」、「どうやったら元夫がギャンブル依存症をやめてくれるか」といったことにいつも頭をフル回転させていました。
自分の人生を深く見つめ直すきっかけに
『ギャンブル依存症』はセラピストだったわたしの腕の見せ所ということで、「わたしが治す!」と思っていましたが、悪化していく一方…。
セラピストとして自信があったわたしのプライドはズタズタになり、セラピストをしていたことさえ後悔するようにもなりました。
そこでわたしは、「元夫のギャンブル依存症が悪化している要因が自分にもあるんじゃないか…」と視点を変えていくようになりました。
実際、現在進行形で悪化をしているわけですから…。
「すべての事象は起こるべくして起こっている」という考えから、「元夫が自分を投影している姿なのかも…」と思いはじめるようになります。
ここから、わたしは本格的に自分自身と深く向き合っていくことになりました。
親は支配的で過干渉
わたしは自分自身と深く向き合うようになり、自分の奥底にずっと封印してきた抑圧してきたものを見るようになりました。
その中でも大きなことが親のことでした。
わたしの父親は過度の心配性で過干渉、母親は過度の負けず嫌いでした。
夜になると親のケンカする声がしょっちゅう聞こえてきて、わたしは苦しくて仕方がなかったという思い出があります。
大人になってからはそのようなことはなくなりましたが、親の会話の多くが否定的な内容で、会うとどっと疲れを感じていました。
親と会うことを苦痛に思ってしまう、そんな自分のことをわたしは『親不孝者』だと思い込み、できるだけ親の願い通りに、良い娘として動くように心がけていました。
親との依存関係
そして、わたしは親と依存関係にあったことに気がつきました。
「親に向かってなんだその態度は!」
「どうして親の言うことが聞けないんだ?」…
「親はこんなにがんばってるのに!」
「今日はこんな風にみんなから褒められたんだぞ!」…
と、親を崇め、褒めることを刷り込まれ続けてきた幼少期。
その支配と恐れが自分の中に根深くあったこと、そしてわたしは親の承認欲求を満たすために生きていたということに気づいてしまったのです…。
ありのままの「わたし」が安心できる居場所がなかったんだ…。
「このまま近くにいたら、わたしも親も本当の意味で幸せになることはできない…」
わたしが自分自身と向き合っていく中で、親が思う幸せの価値観と、わたしが思う幸せの価値観が相容れないことに気づかされました。
親の価値観では、わたしは幸せになるどころか苦しみの中で生き続けることになるし、かと言ってわたしの価値観を親に押し付けることも違う…。
わたしは冷酷な人間だと思われることも覚悟して、親から逃げるように引越しをしました。
それが2021年です。
親への思い
正直、わたしは今でも親に対して恐れがあります。
でも、怒りの気持ちはまったくありません。
親に対して偉そうで、冷たい人間の言い訳に聞こえるでしょうが、わたしは家族に「精神的に豊かで自立した、本来の幸せを感じながら生きてほしい」と心から今も願っています。
そして、わたしが『ありのままのわたしとして生き切る』こと、それが本当の親孝行、ご先祖様への供養だと思って生きています。
スナオイロとは…
『素直+色』の造語です。
「真の自分自身に素直に、ありのままに自分の色を表現しながら生きていく」
という意味と意図を込めてつくりました☺
スナオイロで伝えていきたいこと
わたしは元夫を通して自分と深く向き合ううちに、自分が自分や他者に嘘をつき偽りながら生きてきたこと、生きづらさを抱えていたことに気づかされました。
でもそれは、わたしだけではなく、自分の顕在意識では気づいていないものの、そのように生きている人が多くいることにも気づきました。
このような生き方が、わたしたちの『ふつう』で当たり前のことになってしまっている世界だから、気がつきにくいんですよね。
みんな幸せを求めて生きているのに、人と比較しながら優越感と劣等感の間で、「なんか苦しい、なんか満たされない」といった気持ちを抱えながら生きているこの矛盾…。
みんなが互いに「わたしのことを幸せにしてよ!」と自分の人生を他者に依存している世界…。
偉そうですが、多くの人が自分自身の内側にある幸せとつながり、真の安心感と心地よさを味わいながら生きてほしい。
わたしがセラピストとして学んできた知識と、自分自身の苦しみと深く向き合って受容・癒し・統合へと進めてきた実際の体験談をわかち合うことで、そのような人が増えてくれたらうれしく思います。
これがわたしのブループリント🌎と思って、残りの人生を生き切るつもりです(大げさ。でも本気。笑)。
あなたの心に少しでも、あたたかな光が差し込みますように✨
愛と豊かさ満ちあふれる、この瞬間をともに生きていきましょう☺
スナオイロ🪷ナオコ